製品紹介

切土補強土工法用鋼製反力体 SEEE/KITフレーム

国土交通省新技術情報提供システム 旧NETIS番号:QS-020037-V

SEEE-KITフレームは、
切土補強土工法用鋼製反力体です。

フレームの断面が小さく、「全面緑化」に近い開放型の緑化が可能で、質量40~99kg/基と軽量で従来工法と比べて工期を大幅に短縮できます。また補強材の荷重・配置に合わせて6種類から選定可能であり経済的です。




0.79MB

概要

特長

  • フレームの断面が小さいため、「全面緑化」に近い開放型の緑化が可能です。
  • 工場製品であるため、従来工法と比べて工期を大幅に短縮できます。
  • 角形鋼管を使用し、質量40~99kg/基と軽量です。
  • 完全工場加工製品で高品質を保証します。
  • 不陸調整シートが取付け可能です。
  • 法面形状に合わせてフレームの脚長が変更可能です。
  • 補強材の荷重・配置に合わせて6種類から選定可能であり経済的です。

機械的性質

KITフレームの機械的性質は、JIS G 3466に適合した一般構造用角形鋼管の規格によります。

JIS G 3466 STKR400の機械的性質
引張強さ(N/mm2 降伏点または耐力(N/mm2 伸び(%)
400以上 245以上 23以上
許容応力度
項目 常時
許容曲げ引張応力度 σt(N/mm2 140
許容曲げ圧縮応力度 σc(N/mm2 140
許容せん断応力度 τ(N/mm2 80

防食

KITフレームの防食は、JIS H 8641 HDZ55に適合した溶融亜鉛めっきを施しているので、供用中の防食性は確実です。また、フレーム外側に1.0mmの腐食代を考慮しています。

載荷試験

載荷試験により、許容荷重を十分満足することを確認しています。載荷後、KITフレームには有害な変形・亀裂などは確認されませんでした。

載荷試験写真
載荷試験写真

規格一覧表

■形状
KITフレーム本体 定着プレート アンカーピン
■規格一覧表
項目\呼名 KIT13‐55 KIT13‐84 KIT13‐144 KIT18‐51 KIT18‐87 KIT18‐133
許容荷重Ta(kN) 55 84 144 51 87 133
受圧面積A(m2 0.48 0.48 0.48 0.68 0.68 0.68
フレーム本体 a 1300 1300 1300 1800 1800 1800
b 1300 1300 1300 1800 1800 1800
c 150 150 150 150 150 150
d 350 350 350 350 350 350
e 50 50 100 50 100 100
f 100 100 100 100 100 100
g 3.2 4.5 3.2 4.5 3.2 4.5
質量(kg) 40 52 59 71 78 99
定着プレート h 300 300 300 300 300 300
i 16 16 22 16 16 22

単位(mm)

※上記以外の寸法についてはお問い合わせください。

ページの先頭へ